バターコーヒーダイエットが流行ったのは記憶に残っている方は多いと思いますが
実はわたし、バターコーヒーダイエットをやったことがありませんでした。
でも実際飲んでみるととっても美味しくてクリーミー。
こんなんで痩せるの?というほどの満足感だったので、その報告をしたいと思います。
パッと読むためのもくじ
バターコーヒーダイエットとは?
この言葉が日本に入ってきたのは、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本がキッカケ。
食べたものによってパフォーマンスを上げていくという、当ブログのコンセプトと同じなので、好きな本のうちの1冊となります。
実際、食べものによって最高の脳の働きと最高の健康を手に入れ、ベンチャー企業で成功した彼の体験談はとても納得がいくものになります。
これが「ビジネス書ランキング」で上位を取るほどのブームになっていました。
【ビジネス書週間ベスト】
1位 超一流の雑談力
2位 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら
3位 シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
4位 男と女のワイン術 2杯め
5位 大前研一 日本の論点2016〜17— くまざわ書店延岡店 (@kbc_nobeoka) December 15, 2015
「ビジネス書」というところがポイントで、健康になりたい人は、健康になってどうしたいのか?という健康の先を見据える本なので、とってもオススメです。
これは無理な本だ。
『シリコンバレー式自分を変える 最強の食事』
食事に関する情報が細すぎる…。
いちいち覚えてられないし、ここに書いてあることを守りながら食事することは、ぼくには不可能。『ズボラ食事術』みたいな本が欲しい😌
— ヤマピーブラック (@yamapyblack) March 15, 2019
若い世代だと「健康」というワードより「パフォーマンスを最大化する食事術」とか「年収を1.5倍にする食事術」というワードが刺さるのかな。
それでいうと「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という本のタイトルは最高だよね。
あれを全部実践すると果てしないんだけども笑。
— 藤本なおよ@ローカーボ料理研究家 (@naoyofujimoto) April 3, 2019
ちょっと全てのプログラムを完璧にやり遂げるにはなかなか難しい内容でしたが、その中でもバーターコーヒーによるダイエットも紹介されています。
最近でいうケトン体ダイエットやケトジェニックダイエットと同じ原理です。
バターコーヒーダイエットの効果とは
そもそもバターコーヒーとはどんな効果があるのでしょうか。
- 脳の活性化
- 脂肪分解の促進
- 腸内環境の改善
つまり日常のパフォーマンスを向上させることができます。このバターコーヒーを朝食にとり、昼・夜は糖質控えめの食事をとること。
しかし糖質を完全にカットすると、良質な睡眠がとれないなどの不調が出る可能性があるので、あくまでも控えめにする程度。
糖質を摂りすぎなければ、昼食後に眠くなることもありません。
午後も仕事がはかどります。
※昼食後の眠気は、糖質の摂りすぎで血糖値が乱高下しているのが多くの原因の一つです。
バターコーヒーダイエットでエネルギー源をケトン体にする
ケトン体とはなにか?ケトン体とは体脂肪を分解したときに出るものです。
一般的に、体のエネルギー源となるものは、ブドウ糖が一番に思いつくでしょう。ケトン体は第二のエネルギー源と言われていて、脳をはじめ全身で使うことができます。
エネルギーの補給のためと、糖質を過剰に摂取していると、満腹だと知らせる司令塔のレプチンの感受性が低下して食欲が止まらず食べ過ぎてしまいます。
ケトン体はレプチンの感受性を改善し、食欲を正常にリセットする働きがあります。つまり体の主なエネルギー源をケトン体にすれば、無理なく食欲のコントロールができて理想的な体に近づくということ。
断食、ファスティングでも同じ効果がみられます。
バターコーヒーダイエットでケトン体の合成を邪魔するもの
糖質を控えて、バターコーヒーをとっていれば、ケトン体エネルギーになるのでしょうか?
それだけではなく、以下のことに気を付けなければなりません。
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足
つまり血糖値が上がりやい状態です。それではブドウ糖がエネルギー源となってしますので、ケトン体がスムーズに合成されないのです。
でも逆に言うと、健康を気づかう人であれば常識の範囲なので、そこまで敷居は高くないのではないでしょうか?
バターコーヒー専門店に行ってみた
実はわたしはそんなにコーヒーが好きなわけではありません。なのでその他にも種類があったので、コーヒーではなくルイボスティを選びました。
ルイボスティにグラスフェッドバターとMTCオイルが入っています。
一見、バターにオイルでものすごいものができあがりそうですが、案外大丈夫でした。
カロリーはあるのでしばらくお腹が空きません。これなら無理なく食事のコントロールもできそうです。
しかし1杯700円以上!毎日飲むには出費がかさむので、家で作ることにしました。
バターコーヒーダイエットを自宅でつくるための材料を公開
- コーヒー(または紅茶やルイボスティなど)
- グラスフェッドバター(またはギー)
- MTCオイル(またはココナッツオイル)
- ブレンダ―
わたしの場合は毎日のことなので、ダイソーで買った150円のハンドミキサーを使いました。軽くて便利です。
ここでポイントとなってくるのが、グラスフェッドバターとMTCオイルですが、どこのスーパーでも売っているわけではありません。
グラスフェッドバターとは、牧草だけを食べて育った牛のミルクかからできたバターです。本来、牛は穀物を食べるようにはできていなく、人間の都合で遺伝子組み換えの穀物を食べさせられています。うまく消化ができずに、胃腸が炎症を起こしてしまい、抗生物質を飲まされてしまします。
健康を気にしている人は、抗生物質を嫌う人もいますが、普段食事で食べている牛のことを考えている人は少ないでしょう。
グラスフェッドバターは全体的に栄養価が高く、より多くの良質な脂肪を含んでいます。
MTCオイルとは、ココナッツオイルやパーム核オイルなどに含まれる天然成分であり、脂肪酸の一種です。消化吸収が速いため、摂取後エネルギーに変わりやすく体に溜まりにくい性質を持ちます。
糖質制限中の方の大切なエネルギー源となるため、スムーズなケトン体の生成を促します。
作り方は材料をブレンダーでしっかりと混ぜるだけ!
とっても簡単ですが、少しポイントがありました。
ホットコーヒーで作る人は問題ないかと思いますが、アイスで作る場合冷蔵庫から出したばかりのグラスフェッドバターがなかなか溶けないので、飲み物を温めて、溶かしてからアイスで飲みたい方は氷を入れた方がよさそうです。
バターコーヒーダイエットをやってみての結果と感想
空腹を感じないので、我慢するダイエットではありませんでした。むしろお腹いっぱいで、美味しくて、もう一杯飲みたくなってしまいます。
なのに毎日0.3~0.5kg体重が減っていくんです!
そして頭もスッキリしていて、もちろん昼に眠くなることもなく元気に過ごすことができました。良さを実感しましたが、ちょっと注意も必要。
調子にのってたくさん飲んでしまったわたしは、MTCオイルの摂りすぎでお腹を壊してしまったので、摂りすぎは注意しましょう。