我が家にはたくさんの調味料も、ドレッシングやソースなどはありません。
基本的な調味料さえあればなんとかなるので節約になり、ほとんどが発酵調味料なので毎日の料理が自然と腸活に繋がります。
そして節約になった分、少々値段が高くても質にこだわった化学調味料のない安全でおいしい調味料を買うようにしています。
我が家にある調味料
- 醤油
- 味噌
- 塩
ほぼこれだけで、基本の食事は作ることができます。
メニューによって
- 豆板醤
- 甜麺醤
- スパイス
これらはカレーや麻婆などを作る時に使います。
出汁は
- 野菜出汁
- こんぶ
- しいたけ
野菜出汁は野菜の皮などを集めるのに時間がかかりますが、こんぶとしいたけは前日に水出しをして、翌日は冷蔵庫から出すだけという、とても簡単な方法です。
スパイスがまだ使いこなせていないのでこれからの課題ですが、今でも十分おいしく作れています。
おいしくて、健康になれて、継続できる方法をご紹介します。
手作りの調味料は想像以上にカンタンなのに、おいしすぎる
普段の調味料で、劇的に美味しい料理に変えてくれるのが「手作り発酵調味料」
我が家の手作り発酵調味料は主に3つ
- 醤油麹
- 塩麹
- レモン塩
どれも発酵食品なので、腸内環境にも、美肌にも大切なもの。
そしてうま味成分もたっぷりなので、もちろん美味しいです!
ちなみに、上の写真は
- 野菜の味噌炒め
- サラダ(塩麹ドレッシング)
- ごはん(醤油麹のせただけ)
とってもおいしくいただきました!
手作り調味料 「塩麹」
「塩麹」ブームがあって、今も使っている方も多いかもしれません。
炒め物はもちろん、オリーブオイルと塩麹を和えるだけで簡単にサラダドレッシングの完成です。サラダドレッシングはたくさんの添加物、化学物質が入っていますが可能な限り避けたいので、手作りサラダドレッシングがおすすめです。
また塩麹は、お肉を漬けると酵素の働きで柔らかくなりますし、もともとは保存食である「麹漬け」からきているので、いろんな野菜などを漬けてみるといいでしょう。
塩麹はうま味と甘味がアップして、塩の代わりに使うだけで、料理が劇的においしくなります。
塩麹の作り方は簡単!
準備するもの
- 麹
- 塩
作り方
- 塩と麹を合わせる。塩は麹に対して35%
- 麹と同じ量の水を入れる
- 常温で10日ほどで発酵
※日数は季節によって異なります
ポイントは手のひら同士でで優しくこすって、麹をほぐすこと。菌は生きているので、優しく、愛情を込めるとおいしくできます。
手作り調味料 「醤油麹」
この写真は、トウモロコシごはんに醤油麹をかけました。
いつもの納豆に付属のたれではなく、醤油麹をかけるだけすごくおいしくて止まりません。いつもの炒め物やカレーに入れるだけで、うま味が増します。
塩麹に比べて、うま味成分のグルタミン酸がなんと10倍もあるので、うま味と甘味のバランスで、味に奥行きが出ます。シンプルな料理がスペシャルな料理になります。
これは仕込んでから10日後の醤油麹で、少しとろみがつきました。
ちなみにトウモロコシは遺伝子組み換えが許されているので、信頼できる農家さんからの購入がおすすめです。
醤油麹の作り方は簡単!
準備するもの
- 麹
- 醤油
作り方
- 醤油と麹を同じ比率で混ぜる
- 常温で10日ほどで発酵
※日数は季節によって異なります
※完成の目安は麹が柔らかくなる程度
手作り調味料 「レモン塩」
サラダと冷製パスタをオイルとレモン塩で和えただけの簡単すぎるパスタ。
これは記憶が定かではありませんが、3年ほど前のレモン塩だと思います。もうレモンの形が皮しかありません。
結構塩気が強く、少量で大丈夫です。「爽やかなお塩」という感覚で使うと、使いやすいです。
チャーハンや揚げ物に添えると、さっぱりといただけます。
レモンの風味があるだけで、料理が一味も二味もお洒落においしく仕上がります。
ハーブやスパイスと組み合わせると、さらにお洒落ですね!
レモン塩の作り方は簡単!
準備するもの
- レモン(国産無農薬ノーワックス)
- 塩
作り方
- レモンを分量外の塩で表面をこすり、洗い流して、ペーパータオルでしっかりふき取る。
- レモンの両端を切り取りとり、レモンに対して10%の塩を加える
- 空気を抜き、冷蔵庫で保存。1週間1日1回全体をなじませるように混ぜる。
※当時の作り方を忘れてしまったので、池田書房 塩レモンレシピ 高橋雅子著 を参考
※レモンの皮には、輸入したものだと、ポストハーベストと言って高濃度の農薬を輸送するときにさらに散布していることが多いので、皮ごと使う場合は特に品質には気を付けましょう。ワックスも要りません。
手作りの調味料に欠かせない「麹」とは?
麹とは手作りだけじゃなく、日本人に欠かせないものでした。日本を代表する「国菌」と認定されているようです。
麹は、米、麦、大豆などに麹菌というカビを繁殖させたものです。
麹菌は日本を代表する「国菌」に認定されている。
国菌とは、2006年10月12日日本醸造学会大会で麹菌(Aspergillus oryzae=アスペルギルス・オリーゼ)が国菌に認定されたことを言います。
日本を代表する象徴がいろんなものにはあります。
例えば、日本を代表する国花は桜です。
国鳥はキジ。国魚は渓流の王者鮎。国蝶はオオムラサキです。そして、微生物の日本代表は国菌が選ばれました。
マルカワ味噌より引用
「身土不二」
やはり日本人には日本人に合った菌がいいですね!
大豆たんぱくも消化してくれるので、味噌は理にかなったものなのだと理解できます。
ちなみに、麹に熱に弱い「酵素」も含まれているので、火にかける料理のほかに、なるべく付け合わせでも火にかけない食べ方も同時にするようにしています。
- おひたしに醤油麹
- 納豆にに醤油麹
- サラダに塩麹
- ぬるめの味噌汁
などなど
味噌は製造過程で添加物や化学物質が含まれていて、はじめから酵素なんてないものもあるので、味噌選びは原材料を確認しましょう。味噌の材料は、大豆・麹・塩で、防腐剤やアミノ酸などの添加物は要りません。
出汁を入れなくても、味噌だけでおいしい味噌汁ができます。物足りない人は、こんぶやしいたけの水出しを加えるだけで十分です。
寝る前に、水にこんぶやしいたけを入れて一晩おくだけで手間は要りません。こんぶだけでも、しいたけだけでもいいけど、わたしはミックスが好きです。
お好みなので、ぜひ試してみてください。